社会貢献型DX人材育成事業 ROIT Academy
現在、国内の支援機関や事業者(総所属者数約10,000名、2024年7月時点)と連携し、障がい者や引きこもりの方々を対象に、デジタルトランスフォーメーション(DX)の分野での就労支援を行っています。特にMicrosoft社の提供するクラウドサービス「Power Platform」を活用したローコード開発ツールのスキル習得を目指し、オンライン学習プラットフォーム「ROIT Academy」を通じて教育から就労支援までをサポートしています。
この支援活動では、ITスキルの習得を通じて自立した就労を促進し、働く機会を広げることを目指しています。
ニューロダイバース人材へのDXスキル教育支援
どれだけ優れたデジタル技術があっても、それを活用できる人材や実際に導入できる人材がいなければ、社会全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)は進みません。また、DX分野で特異な能力を持ちながらも、これまで十分な活躍の場が与えられていなかった人々も多く存在しています。
ROITは、ニューロダイバーシティに焦点を当て、特にIT分野での特異な能力を持つ方々の能力開発に注力しています。これまでITやDX関連の学習機会が不足していた発達障がいを持つ方々など、神経学的マイノリティを対象に、社会で必要とされるDX関連のスキルを「ROIT Academy」を通じて提供し、彼らの活躍の場を広げています。
ROITの現役エンジニアが学習を支援
ROITでは、グローバル企業から中堅・中小・ベンチャー企業まで幅広いシステム開発や導入支援を行っている現役エンジニアが、「ROIT Academy」で学んでいる方々をサポートします。学習中に生じる疑問については、ROITのエンジニアがMicrosoft Teamsを通じてチャットでアドバイスを提供し、実際の開発現場に即した課題解決方法を学ぶことができます。これにより、受講者は現場で使えるスキルを身に付け、より実践的な問題解決能力を養うことができます。
問題解決型学習(PBL)で実務経験を通じた学習手法
“ROIT Academy”の学習方法では、初期段階でMicrosoft社のオンライン学習サイト「Microsoft Learn」を活用し、基礎的な学習を進めていきます。また、ROITが提供する実務課題にも取り組みますが、一部の課題では、問題解決型学習(PBL: Project Based Learning)を取り入れた学習手法を採用しています。
PBLは、知識を暗記するような受動的な学習ではなく、実際のプロジェクトや案件に取り組む中で、受講者が自ら問題を発見し、解決する能力を養うことを目的としています。
単にPower Platformのようなローコード開発ツールの使い方を覚えるのではなく、実際の業務に携わることで、実務経験を積んで頂くことを重視しています。
学習後にはROITの一員として実務経験の機会を提供
“ROIT Academy”にてDX関連スキルを身につけた方々には、ROITのエンジニアの一員として実際の企業様からの案件や当社のプロジェクトに参加頂き、実務経験を積んで頂く機会を提供しています。
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