テレワーク

テレワーク推奨で、勤務地を自由に選択できる職場へ

テレワークとは、ICTを利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方です。「離れた(tele)」と「仕事(work)」をかけわせた造語で、「離れた場所で行う仕事」という意味となります。

テレワークは社会、企業、労働者のそれぞれに対し、様々な効果をもたらすと考えられています。2020、2021年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う出勤抑制の方策として、首都圏を中心にテレワークが一時的に広く利用されることとなったものの、急遽・短期間での実施だったことに伴い、マネジメントやコミュニケーションでの問題が生じ、結果として生産性が下がってしまったとの声も聞かれます。

本記事ではテレワークのメリットや導入のポイントについて述べた後、当社の取り組みについて、解説します。

テレワークが社会に与える効果

テレワークは社会に以下のような影響を考えられています。特に、日本では少子高齢化により若い世代を中心とした労働人口が減少していく中で、テレワークは雇用創出の機会になると期待されており、今後いかにテレワークを活用していくかが重要だと考えられております。

  • 労働人口の確保や雇用創出
  • 多様な働き方の実現(育児・介護・治療との両立)
  • 非常時の業務継続
  • オフィスコスト削減
  • 環境負担の軽減

労働者のメリット

労働者にとっては以下のようなメリットがあると考えられています。これらは企業(経営者やマネージャ)と労働者で、共にテレワークに前向きに取り組む事で実現できるメリットであり、会社・組織の仕組みや働き方の見直しを十分に実施しないと、「マネジメントやコミュニケーションでの問題が生じ、結果として生産性が下がってしまう」事態を引き起こしてしまいます。

  • 家族と過ごす時間、趣味の時間の増加
  • 集中力の向上による仕事の効率向上
  • 自律的な業務遂行
  • 必要な報連相について、職場との密な連携
  • 仕事の満足度、意欲の向上

テレワーク導入時のポイント

では、テレワーク導入により、「マネジメントやコミュニケーションでの問題」を起こさないためには、どうしたらいいのでしょうか。

ポイントは、「社員同士が遠隔地にいても、ITツール活用しながら、業務を進める為のチームワークを形成する事」です。

ITツールの活用も重要な要素の一つですが、何よりも大切なのは「社員が互いに尊重しあい、チームとしてのパフォーマンスを高めていく努力を惜しまないこと」がポイントだと考えられます。

以下、テレワークを導入する上でのポイントを3点記載します。

  • 目的を明確にする。
    何を持ってテレワークが実現できたと考えるかという最終的な目的を明確にする。
  • 報連相の見直しを行う。
    テレワーク環境下で、マネージャ・メンバ両者にとって適切な報連相のやり方で見直しを行う。
  • ITツール(特にクラウド環境)を活用する。
    ITツールを活用する事で、打合せの実施や、情報連携を可能とし、更には生産性の向上を目指す。

当社の取り組み

最後に当社の取り組みについて、簡単に紹介します。

当社は 「従業員の多様な働き方の実現し新しいSIベンダの形を世の中に提示していく事」 を企業理念の一つとして掲げています。

その為、「テレワーク」 は新型コロナ感染症の拡大前から実践しておりますが、 「時間や場所に縛られることなく高い生産性で働く事」 を目的に 「テレワーク」 のみならず、 「フレックスタイム制」 を採用し実践しています。

前述の「テレワーク導入時のポイント」に記載のような目的ありきで考え取り組んでいる為、マネジメントやパフォーマンスの問題は発生しておらず、会社、社員共にテレワークによるメリットを得る事が出来ております。

今後もテレワーク・リモートワークを推奨し、首都圏のみならず日本国内どこからでも働ける環境を用意し、全国のSEが活躍できる場を提供したいと考えています。

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