最近、お客様よりPower Automateの実行をDataverseのXXXチームに登録しているメンバーのみ実行できるように修正して欲しいと言われました。
(実行は誰でもできる設定なので、実行後XXXチーム以外のユーザーは処理中止とするロジック追加を検討)
Dataverseのテーブルにチームがあるが、メンバー情報が無い。
Power Platform 管理センターで環境 ⇒ 設定 ⇒ ユーザーとアクセス許可 ⇒ チーム で
XXXチームを選択して、チームメンバーの管理でメンバーは表示されるので、どこかに情報があるはずと思いました。
どうしたらいいのだろ・・・
よし! ChatGPT 4oに聞いてみよう。
ChatGPT 4oに聞いてみた
「Power AutomateでDataverseのチームに登録されているメンバーを取得する方法を教えてください。」
なるほど、チームとそのメンバーを紐付けるのはTeamMembershipテーブルだったとは、
しかもテーブルがPower Automateの標準コネクタでは表示されないとは(Power Appsのテーブルにも表示されない)
隠しテーブルが多いなー・・・
早速、Power Automateに組み込んでみました。
検索すると下記のような情報が、チームメンバー数分出力された。(これはJSON解析しなくては)
※internalemailaddressにチームメンバーのメールアドレスが格納されていた
試行錯誤して、チームメンバーのメールアドレスを配列に格納できました。
最後に、フローを実行したユーザー(メールアドレス)がメールアドレス配列(チームメンバーのメールアドレス)に存在しなければ処理中止のロジックを追加。(contains関数使用)
まとめ
今まで、お客様より仕様変更を頂いた後、どうやって具現化しようかかなり苦戦していました。
特に技術的にわからないところが出てくると何日も調査に時間が掛かっています。
それが、ChatGPTに具現化の提案をもらい、次に技術的にわからない部分があれば、そこもChatGPTに聞く
当然、ロジックも提案してくれるので実際にPower Automateを修正しエラーが出れば、またChatGPTに確認する。
この繰り返しで、あっという間に仕様変更終了。
ChatGPTは便利です。☺️
みなさんも活用して、みてはいかがでしょうか?
※ROIT社員はChatGPTを自由に使えます(社長に感謝!)
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