1. PowerAppsとは?
「PowerAppsって何?」とよく聞かれますが、簡単に言うと「誰でも気軽にアプリ開発ができちゃう魔法のツール」です!ビジネス用のアプリを作るって聞くと、難しそうなプログラミングをイメージするかもしれませんが、PowerAppsならドラッグ&ドロップでサクサク開発。もはや「アプリ開発って難しそう…」という古い常識は捨ててしまいましょう!
PowerAppsを使えば、営業チーム向けにカスタムの見積もりアプリを作ったり、人事向けの休暇管理アプリを作るのもあっという間。Microsoftの他のサービスとも相性抜群なので、今使っているOffice製品としっかり連携して使えるのも魅力です。
2. Dataverseとは?
さて、PowerAppsに欠かせないのが「Dataverse」です。これもまた、「データベースって難しそう」と思うことなかれ。Dataverseは「データの家」のような存在で、顧客情報や製品情報といった、アプリで使いたいデータを保存するための箱です。
「データベースがゴチャゴチャしてると面倒くさい!」という人のために、Dataverseは分かりやすく管理ができ、セキュリティ対策も万全。「顧客データを誤って他の部署に見られた!」なんてことがないように、きっちりロックをかけられるのもポイントです。おかげで、アプリを開発する際も「このデータ、誰が見ても大丈夫かな?」と悩むことなく、安心して活用できます。
3. PowerApps per appプランとは?
そして、いよいよ本題。「PowerApps per appプラン」は、月額1ユーザ749円(※2024年11月4日時点)で1つのアプリだけを使える、まさに“お試し”感覚で始められるプランです!「とりあえず1個だけアプリを作って試してみたい」という企業にうってつけです。
例えば、営業用の見積もりアプリだけを使いたい、製品管理だけをちょっと強化したい…そんな時に役立つのが、このper appプラン。しかも、月額749円というコスパの良さなので、「DXの第一歩を踏み出したいけど、いきなりフルスペックはちょっと…」という企業も気軽にチャレンジできるわけです。ダメだったらやめちゃえばいいんです。
このPowerApps per appプランはMicrosoftのPowerAppsのページにも載っていないですが、Microsoftのライセンスガイドには確かに載っているプランなので、知っている人は知っている裏技的なプランなのです。
4. Microsoft 365についているPowerAppsとの違いは?
「え、Microsoft 365にもPowerAppsって入ってなかった?」と感じる方もいるかもしれません。確かにMicrosoft 365にも簡易版のPowerAppsは入っているんです。でも、ここにはちょっとした違いがあるんです。
Microsoft 365のPowerAppsは、基礎的なアプリの作成には十分ですが、ちょっと手の込んだアプリや、他のシステムとゴリゴリに連携したいときには機能が足りないことも…。例えば、「外部データも引っ張りたい」とか、「カスタマイズもどんどんやりたい」という時にはPowerApps per appプランの方が適しています。具体的にはDataverseを使う場合、Microsoft365ではTeams専用のアプリを2GBまでの容量という制約がありますが、PowerApps per appプランでは、Teams専用のアプリに加えて、PowerAppsで利用できる業務アプリケーションをデータ容量の制限なく利用できます。ちなみにPowerApps per appプランの初期容量は5GBです。
つまり、Microsoft 365版は「ちょっとしたアプリをサクッと作るのに便利」な存在。一方、per appプランは「もう少し本格的にアプリを使い倒したい」時に力を発揮する、頼れるパートナーなんです。
5. PowerApps per appプランでできること
では、この月額749円のper appプランで何ができるのか、実際の活用例を挙げてみましょう。
- 業務にピッタリのカスタムアプリを作れる
営業の見積もり、経理の請求管理、在庫管理など、業務に合わせたオリジナルアプリを作成可能。これなら「アプリ作りたいけど、全社的に使う必要もないしなぁ…」というお悩みもスッキリ解決! - 外部システムとの連携
「ERPとかCRMとか、あれこれシステムがバラバラで困ってる!」という企業でも、APIを活用してシステム間をつなぎ、業務の効率化を図れます。per appプランなら、必要な機能をしっかり備えているので、細かい部分も逃しません。 - ワークフローの自動化
Power Automateと連携すれば、たとえば請求書が届いたら自動で通知を送るといった、ちょっとしたワークフローも設定可能。「あ、また請求書届いてたのに忘れてた…」というミスもこれで安心です。 - データのセキュリティ管理
Dataverseとの連携で、データのアクセス権限を細かく設定可能です。これにより、各部署ごとに利用制限をかけられるので、見られて困るデータも安心して管理できます。これなら、社内で情報が漏れたりする心配もありません。
6. まとめ
PowerApps per appプランは、月額749円で気軽に始められるDXツールで、アプリを使った業務効率化を第一歩から応援してくれます。Microsoft 365版のPowerAppsと違い、外部システムとの連携や細かなカスタマイズができるので、本格的な業務アプリ開発をお考えの企業にもおすすめです。
ROITでは、PowerApps per appプランの導入をサポートし、企業の業務に最適なアプリ開発をお手伝いしています。デジタル技術を活用して、無駄な作業を減らしつつ、もっと便利な働き方を実現したいという企業様、まずは月額749円から始めるDXの一歩を体験してみてください!
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