投稿日:2024/4/5
投稿者:中川
この記事ではPower Appsのことを知らない人に向けて、Power Appsとはどんなものなのかを分かりやすく説明します。専門用語をなるべく使わずにイメージをつかめるように書きました。それでは早速、説明します。
Power Appsとは?
Microsoftが提供するローコードプラットフォーム
ローコードプラットフォームとは、エンジニアでなくても開発ができるように作られたものです。コーディングの知識がなくても開発できるようになっていて、レイアウトはパワーポイントのドラッグアンドドロップ、処理はエクセルの関数を組むようにシステム開発ができます。日本ではKintoneが有名です。つまり、Power Appsは業務担当者でも業務アプリを作成できるツールです。
Power Appsの特徴
Power Appsとは何か分かったところでPower Appsの特徴を4点説明します。
- Microsoftアプリとの連携が容易
Microsoftが開発している他のアプリとの連携が簡単です。例えば、Outlookと連携してPower Appsから電子メールを送ることができます。
- スマホやタブレットなどのモバイルデバイスに対応
スマホやタブレットからもパソコンと同じように使用できます。スマホやタブレットのために別でシステムを開発することなく、パソコン用に開発すると自動的にスマホやタブレットに対応してくれます。
- AIの機能を組み込める
今話題のAIをPower Appsに取り込めます。有料ですが、AI Builderといって名刺読み取り機能や文章から感情を読み込む機能などが使用できます。AIをシステムに組み込む以外にもAIがシステム開発自身を手伝ってくれる機能も開発中です。まだ日本語には非対応のところが多いですが、今後は指示をするだけでシステムを作ってくれる日が来るかもしれません。
- 短納期・低コストでの導入、運用コスト削減が可能
ローコードプラットフォームの強みを生かして、短い期間で安くシステム開発を行えます。どんなものを開発したいのかを詰める必要はありますが、コーディングを必要とするプログラミング言語よりも早く開発を進められ、納期を短縮できます。導入後の運用コストも削減できます。ご自身でシステム開発を行えますし、依頼する場合も簡単に修正を行うので、運用コストを削減できます。
利用シーン
最後にPower Appsはどんなところで活用されているかを紹介します。紹介するのは弊社のテンプレート商品です。様々な導入事例をもとに一般的な業務の流れに合わせて、テンプレート商品を作成しました。テンプレート商品を例に、利用シーンを紹介します。
営業管理
- 顧客管理から見積まで汎用的な機能があります。営業管理に必要な顧客情報の管理を、一元的に管理することが可能です。
- 営業活動の見える化を行えます。見積情報や活動結果から顧客に対しての活動や、個人の活動を見える化できます。
社内事務
経費申請から有給休暇申請、帳票出力まで一般的な事務機能があります。部門ごとに分かれることの多い事務システムを、統一的に使用できます。進捗状況をグラフで確認することも可能です。
これらのPowerAppsのテンプレート商品に関する詳しい情報はこちらから↓
Power Appsテンプレート 販売・導入サービス|株式会社ROIT
ここまでPower Appsについて説明しました。弊社はPower Appsのテンプレート販売以外にも、Power Appでのシステム開発など、Microsoftの技術を活用したシステム開発やコンサルティングを行っております。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ|株式会社ROIT
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